外食代を抑える選択肢の一つが株主優待です。各社の権利条件を満たすと食事券などを受け取れますが、制度は企業の判断で変更・廃止されることがあります。当ブログ「コスパ厨の極み」が追ってきた外食チェーンの中から、年間優待額・使えるお店・利用条件を同じ基準で比較します(2026年7月22日時点。原則100株保有・年間額面を基準)。
外食の株主優待を比較する理由
外食優待の魅力は、制度が継続し権利条件を満たした年に、対象店舗で使える優待券を受け取れる点です。配当を実施する企業もあります。ただし優待券は現金そのものではなく、お釣り・利用単位・対象外店舗や商品などの条件が銘柄ごとに異なります。年6,000円分の優待でも、期限内に使い切れる人が会計へ充てられるのはその範囲までです。制度変更・廃止や株価下落の可能性も含めて判断する必要があります。
優待券は基本的に“支払い手段”なので、セールや割引メニューで安くなった会計にそのまま充てられるケースが多いです。ただし併用可否は店舗・企画によって異なり、優待券が使えない対象商品やキャンペーンもあります。使う前にレジや公式案内で対象を確認するのが確実です。
外食チェーン株主優待 比較表(100株・年間)
| 企業(証券コード) | 年間優待額(100株) | 主に使えるお店 |
|---|---|---|
| 物語コーポレーション(3097) | 7,000円分(年2回×3,500円) | 焼肉きんぐ/丸源ラーメン/お好み焼本舗/ゆず庵/きゃべとん |
| 安楽亭(7562) | 13,000円分+引換券6枚(年2回、各6,500円分+引換券3枚) | 安楽亭/ステーキのどん/しゃぶしゃぶどん亭/フォルクス |
| トリドールHD(3397) | 6,000円分(年2回×3,000円) | 丸亀製麺/コナズ珈琲 ほか |
| ホットランドHD(3196) | 3,000円分(年2回×1,500円) | 築地銀だこ/銀のあん/銀だこハイボール酒場 |
| くら寿司(2695) | 2,500円分(2026年4月末基準・分割前100株。2027年4月末基準から分割後100〜199株は1,000円分、200〜399株は2,500円分) | くら寿司/無添蔵 |
| ゼンショーHD(7550) | 2,000円分〜(年2回×1,000円) | すき家/なか卯/はま寿司/ココス/ジョリーパスタ |
| アトム(7412) | 2,000円相当(※2026年9月分から1,000円相当へ縮小) | ステーキ宮/カルビ大将/コロワイドグループ各店 |
※年間優待額は、各社公式IRの優待案内を基に100株保有・年間額面で統一して比較しています(2026年7月22日確認)。株価と優待利回りは日々変動するため、購入判断の際は証券会社の最新値でご確認ください。銘柄によっては継続保有が条件の場合があります(例:物語コーポレーションは2025年12月権利分から、6か月以上の継続保有が必要)。最新の条件は各社の公式IRでご確認ください。
表の年間額面では、物語コーポレーション(焼肉きんぐ)・安楽亭・トリドール(丸亀製麺)の金額が大きく見えます。ただし必要投資額や継続保有条件が異なるため、金額だけで有利とは判断できません。ゼンショーやアトムは、利用できるブランドの幅が比較的広い点が特徴です。
【タイプ別】あなたに合う優待はどれ?
- 焼肉が好き→ 物語コーポ(焼肉きんぐ・お好み焼本舗)/アトム(ステーキ宮・カルビ大将)/安楽亭
- 牛丼・定食をよく食べる→ ゼンショー(すき家・なか卯)/吉野家
- 回転寿司派→ くら寿司/かっぱ寿司/ゼンショー(はま寿司)
- うどん・カフェ→ トリドール(丸亀製麺)
- たこ焼き・食べ歩き→ ホットランド(築地銀だこ)
- ファミレスで家族利用→ ゼンショー(ココス)/安楽亭(フォルクス)
- 使い回しの幅で選ぶ→ ゼンショーかアトム(グループ店が多くムダになりにくい)
「優待利回り」の考え方
銘柄を選ぶときは、金額だけでなく優待利回り=年間優待額 ÷ 投資金額(株価×100株)で見るのがコツです。たとえば株価1,500円の銘柄を100株(=15万円)買って年6,000円分の優待がもらえるなら、優待利回りは約4%。これに配当利回りが上乗せされるので、「よく行くお店+総合利回り」の両方を比較する方法があります。
※株価は日々変動するため、最新の株価で計算してください。証券口座があれば、各銘柄の株価・配当・優待利回りはすぐ確認できます。
注意点:優待は“改悪”されることもある
優待は企業の任意制度なので、内容が縮小・廃止される「改悪」リスクがあります。たとえばアトム(7412)は、2026年9月の基準分から優待ポイントが年2,000円相当→1,000円相当へ縮小が発表されています。「優待だけが目当て」で買うと、改悪時にダメージが大きくなりがち。本業の業績や配当もあわせて確認することが大切です。また、優待には対象外店舗(フェア店舗・一部FC店)がある場合も多いので、使う前に公式で確認しましょう。
外食優待の始め方(3ステップ)
- 証券口座を開設する(ネット証券なら手数料が安く、優待検索も便利)
- 権利確定日の数営業日前までに対象銘柄を100株購入して保有
- 後日お食事券・優待カードが郵送されてくる(あとはお店で使うだけ)
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カテゴリ別の詳しい比較記事
確認した公式情報(各社IR・投資家情報)
優待の最新条件は必ず各社の公式IRでご確認ください。
- ゼンショーHD(7550) 株主優待
- 物語コーポレーション(3097) IR
- 安楽亭(7562) IR・株主優待
- トリドールHD(3397) IR
- ホットランドHD(3196) IR
- くら寿司(2695) 株主優待
- くら寿司: 株式分割後の優待基準(PDF)
- アトム(7412) IR
- イオン(8267) 株主優待
まとめ
外食チェーンの株主優待は、年間優待額では物語コーポ・安楽亭・トリドール、利用先の幅ではゼンショー・アトムが比較候補です。選ぶときは「自分がよく行くお店か」「総合利回りは高いか」「改悪リスクはないか」の3点をチェックして選びましょう。あわせて、株価下落で優待額以上の含み損が出る可能性や優待の変更・廃止リスク(アトムの縮小はその実例)も踏まえ、余裕資金の範囲で判断してください。クーポンやセールと優待券を組み合わせれば、外食代はしっかり下げられます🍴


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