※本記事にはアフィリエイト広告(PR)を含みます。
ワイモバイルとUQ mobileの広告に出てくる858円や1,628円という金額は、どれも条件を満たしたあとの数字です。条件を外した基本料金は、ワイモバイルのシンプル3 Sが3,278円、UQのトクトクプラン2が4,048円です。
この記事では、両社の公式ページに載っている金額をそのまま並べます。どの割引がいくら引かれるのか、どれとどれが重複しないのか、そして割引のために別の契約をすると何が起きるのかまでを見ます。
前提:この2社はMVNOではない
ワイモバイルはソフトバンク、UQ mobileはKDDIのブランドです。どちらも公式サイトで実店舗での対面サポートを前面に出しています。広い意味で「格安SIM」に含められることもありますが、この記事では回線を借りて運営するMVNOと区別して、両社の料金と割引条件を見ます。
MVNO側の比較は格安SIMの比較ガイドに分けて書いています。この記事はサブブランド2社の料金の読み方に絞ります。
ワイモバイル「シンプル3」の基本料金
現行プランはS・M・Lの3つです。割引を1つも適用しない状態の金額です。
| プラン | データ量 | 基本料金(税込) |
|---|---|---|
| シンプル3 S | 5GB | 3,278円(税抜2,980円) |
| シンプル3 M | 30GB | 4,378円(税抜3,980円) |
| シンプル3 L | 35GB | 5,478円(税抜4,980円) |
公式ページには、シンプル3 Lの特典として「だれとでも定額+(1回10分以内の国内通話かけ放題)」が挙げられています。SとMでこのオプションを付ける場合は別料金です(後述)。
ワイモバイルの割引は「どれか1つ」しか効かない
ここがいちばん誤解されやすいところです。割引サービスは4種類ありますが、この4つは重複しません。
| 割引 | 割引額(税込) | 期間・対象 |
|---|---|---|
| おうち割 光セット(A) | −1,650円 | 公式表記は「ずーっと」/S・M・L |
| 家族割引サービス | −1,100円 | 2回線目以降/S・M・L |
| おうち割 でんきセット(E) | −1,100円 | 24ヵ月間/シンプル3 S対象外 |
| 超!おトク割 | −1,100円 | 12ヵ月間/シンプル3 S対象外 |
公式ページの注記にはこう書かれています。
複数の割引サービスでお申し込みは可能ですが、「家族割引サービス」、「おうち割 光セット(A)」、「光おトク割」、「おうち割 光セット(A)申込特典」、「おうち割 でんきセット(E)」、「超!おトク割」の割引の重複はされません。
つまり光回線と家族の両方が当てはまっても、引かれるのは1,650円だけです。公式サイトにも「割引額の高いサービスが優先して適用されます」とあります。あわせてでんきセット(E)は24ヵ月間、超!おトク割は12ヵ月間と期間が決まっていて、おうち割 光セット(A)だけが「ずーっと」と書かれている点も違います。
PayPayカードの割引はこれとは別枠
支払い方法による割引は、上の4つとは別に適用されます。
| 支払い方法 | 割引額(税込) | 年会費 |
|---|---|---|
| PayPayカード | −330円 | 無料 |
| PayPayカード ゴールド | −770円(550円+220円) | 11,000円 |
公式ページには「いずれか一方のみ適用されます」とあります。ゴールドの割引は月770円=年9,240円、年会費は11,000円です。ただし比べる相手は「カードを使わない場合」ではありません。年会費無料のPayPayカードでも月330円引かれるので、ゴールドにして追加で引かれるのは月440円=年5,280円。年会費11,000円との差は年5,720円です。基本料の割引だけで見るとこの差は埋まらないので、カード側のほかの特典も使うかどうかで判断してください。
おうち割 光セット(A)とPayPayカード ゴールドを両方適用した場合の金額が、公式ページに載っている次の数字です。
| プラン | 基本料金 | 光セット+ゴールド適用後 |
|---|---|---|
| シンプル3 S(5GB) | 3,278円 | 858円 |
| シンプル3 M(30GB) | 4,378円 | 1,958円 |
| シンプル3 L(35GB) | 5,478円 | 3,058円 |
UQ mobileの35GBプランは自宅セット割の対象外
UQ mobileの現行プランはコミコミプランバリューとトクトクプラン2の2つです。ミニミニプラン・コミコミプラン+・トクトクプランは、公式ページで2025年6月2日に新規受付を終了と案内されています。
| プラン | 内容 | 基本使用料(税込) |
|---|---|---|
| コミコミプランバリュー | 35GB+1回10分以内の国内通話かけ放題+Pontaパス(548円/月) | 3,828円(税抜3,480円) |
| トクトクプラン2 | 30GBまで | 4,048円 |
| (同上) | 月のデータ利用が5GB以下だった月 | −1,100円 |
ここで大事なのが割引の対象プランです。UQの自宅セット割のページには、対象が「トクトクプラン2、トクトクプラン、ミニミニプラン、くりこしプラン +5G(S/M/L)」と書かれています。コミコミプランバリューはこの一覧に入っていません。同じページには「『トクトクプラン2』『トクトクプラン』『ミニミニプラン』『くりこしプラン +5G』以外をご契約のお客さま」は「『自宅セット割』への加入には『トクトクプラン2』へのプラン変更が必要です」とあります。
つまりUQでいちばんデータ量が多いコミコミプランバリューは、自宅セット割で安くならないということです。基本使用料は月3,828円です。通話料や機種代金などが別途かかる場合があります。
トクトクプラン2の割引
| 割引 | 割引額(税込) |
|---|---|
| 自宅セット割 | −1,100円 |
| 家族セット割 | −550円 |
| au PAY カードお支払い割 | −220円 |
公式ページの注記では「本割引と自宅セット割は重複適用されず、自宅セット割を優先適用します」とされています。ワイモバイルと同じく光・でんき側の割引と家族側の割引は片方だけです。カードの割引は別枠で足せます。
| 適用する割引 | 30GBまで | 5GB以下だった月 |
|---|---|---|
| 自宅セット割+カード割 | 2,728円 | 1,628円 |
| 家族セット割+カード割 | 3,278円 | 2,178円 |
| 割引なし | 4,048円 | 2,948円 |
いちばん下の「割引なし」の行は、公式の基本使用料4,048円から5GB以下の月の−1,100円だけを引いた金額です。
割引のために新しく契約すると、世帯の支出は増えることがある
すでに対象の光回線や電気を使っているなら、条件を確認してセット割を申し込めます。問題は割引を受けるために新しく契約する場合です。両社の公式ページには、セット割の加入例として次の金額が出ています。
| 公式ページの加入例 | その回線の月額 | スマホ側の割引 |
|---|---|---|
| ワイモバイル:SoftBank Air | 5,368円/月 | −1,650円/月 |
| UQ:auひかりホーム・ずっとギガ得プラン(契約期間3年) | 基本料金5,610円/月+電話月額利用料770円/月 | −1,100円/月 |
引かれるのは1,100円か1,650円で、回線そのものの月額はそれより大きい金額です。ワイモバイルの公式ページでは、SoftBank Airの月額基本料は2026年12月1日から5,698円に改定予定とも案内されています。SoftBank 光も同じ2026年12月1日から月額料金が+330円と案内されていて(加入例はSoftBank 光 ファミリーで基本料金5,720円/月+指定オプション550円/月〜)、比べる相手の金額のほうが先に上がります。UQのページには、インターネットサービスを解約するときに契約期間に応じて契約解除料4,730円が発生する場合があるとも書かれています。自宅のネット回線が必要かどうかを先に決めて、そのうえでスマホ側の割引を足すという順番なら、判断を間違えにくくなります。
でんきとのセットを検討する場合は、電気の契約そのものを見る話になります。確認する番号や切り替えにかかる日数は電気の契約を見直す手順にまとめました。セット割の額だけで電気の契約先を決めると、電気料金の単価のほうで差が出ることがあります。
通話込みか、オプションが必要かを比べる
| 会社 | オプション | 月額(税込) |
|---|---|---|
| ワイモバイル(S・Mで追加する場合) | だれとでも定額+(1回10分以内かけ放題) | 880円 |
| ワイモバイル(S・M) | スーパーだれとでも定額+(24時間かけ放題) | 1,980円(60歳以上は申込条件を満たすと880円) |
| ワイモバイル(L) | スーパーだれとでも定額+(L)(24時間かけ放題) | 1,100円(60歳以上は申込条件を満たすと0円) |
| UQ mobile | 通話パック60(60分/月) | 660円 |
| UQ mobile | 通話放題ライト(1回10分以内かけ放題) | 880円 |
| UQ mobile | 通話放題(24時間かけ放題) | 1,980円 |
UQは通話オプションに加入し、別途申し込むと電話きほんパック(V)(440円/月)が無料になります。ワイモバイルも通話かけ放題オプションに留守番電話プラス・割込通話など4つの機能(月額計880円相当)が追加料金なしで付くと案内されています(別途申し込みが必要)。
UQのコミコミプランバリューとワイモバイルのシンプル3 Lは、1回10分以内の国内通話が基本使用料に含まれています。金額を比べるときは通話条件もそろえてください。
データを足すオプション
| 会社 | オプション | 月額(税込) | 増える量 |
|---|---|---|---|
| ワイモバイル | データ増量オプション(初めての加入なら6ヵ月無料) | 550円 | S+2GB/M+5GB/L+5GB |
| UQ mobile | 増量オプションⅡ | 550円 | コミコミプランバリューは35GB→40GB |
ワイモバイルは初めてデータ増量オプションに加入する場合、月額550円が6ヵ月間無料になるキャンペーンを案内しています。UQの増量オプションⅡには、公式ページに「適用月から7カ月間月額料金が無料となるキャンペーン実施中」と書かれています。無料期間が終わったあとも自動で続くタイプのオプションは、いつから有料になるかを申し込んだ時点でメモしておくと取りこぼしません。
条件をどれも満たせないときに見る金額
光回線・でんき・指定のクレジットカード・家族の複数回線。このどれも当てはまらない場合の基本使用料は、次のとおりです。通話料や機種代金などは別です。
- ワイモバイル シンプル3 S(5GB)…3,278円
- ワイモバイル シンプル3 M(30GB)…4,378円
- UQ トクトクプラン2(30GBまで)…4,048円(5GB以下だった月は2,948円)
- UQ コミコミプランバリュー(35GB+10分かけ放題)…3,828円
この水準なら、格安SIM(MVNO)も同じ土俵で比べる価値があります。逆にすでに対象の光回線やでんきを契約している世帯や、家族で複数回線をまとめている世帯は、サブブランド側の割引が効くぶん有利になります。自分がどちらに当てはまるかで答えが変わるので、条件の確認が先です。
通信費が家計のなかでどのくらいの位置にあるかは、家計の平均支出で10大費目と一緒に見られます。
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料金は改定されます。申し込む前に必ず公式ページで現在の金額と適用条件を確認してください。とくに割引の対象プラン(UQのコミコミプランバリューは自宅セット割の対象外)と割引の期間(ワイモバイルのでんきセットは24ヵ月間、超!おトク割は12ヵ月間)は、月額だけを見ていると見落とします → ワイモバイルの料金プランを見る/
UQ mobileの料金プランを見る
申し込む前に確かめる5つ
- 自分が毎月何GB使っているか。いまの明細で直近3か月ぶんを見る
- 割引の条件を「いま」満たしているか。満たすために新しい契約が要るなら、その回線の月額と割引額を並べて比べる
- その割引に期間があるか。24ヵ月間・12ヵ月間と書かれているものは、終わったあとの金額で判断する
- 通話オプションが要るか。要るなら660〜1,980円を足した金額で比べる
- 解約時の費用。UQは2025年10月1日以降に新規契約した回線を1年以内に解約すると1,100円の契約解除料がかかると案内されています
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紹介コードから登録した方が条件を満たすと、紹介者である筆者側にもポイントが入ります。付与条件・付与時期はハピタスの公式ページでご確認ください。
まとめ
- 割引なしの基本料金はワイモバイル シンプル3 Sが3,278円(5GB)、UQ トクトクプラン2が4,048円(30GBまで)
- ワイモバイルの光セット・家族割・でんきセット・超!おトク割は重複しない。引かれるのは金額の高い1つだけ
- UQも自宅セット割と家族セット割は重複しない。自宅セット割が優先される
- UQのコミコミプランバリュー(35GB・3,828円)は自宅セット割の対象外
- カードの割引は別枠。ただしPayPayカード ゴールドは割引年9,240円に対して年会費11,000円。無料の通常カードとの差額で見ると追加割引は年5,280円
- 割引のために回線を新しく契約すると、回線の月額(5,368円や5,610円+770円の例)のほうが割引額より大きい
- ワイモバイルのでんきセットは24ヵ月間、超!おトク割は12ヵ月間。終わったあとの金額で判断する
サブブランドは「安いプラン」ではなく、条件がそろった人ほど安くなるプランです。自分がどの条件を満たせるかを先に書き出してから、金額を比べてください📄
確認した公式情報
- 料金プラン(ワイモバイル)※シンプル3 S/M/Lの基本料金とデータ量、割引サービスの額と重複しない旨、PayPayカード割(通常330円・ゴールド770円/年会費11,000円)、だれとでも定額+880円・スーパーだれとでも定額+1,980円・スーパーだれとでも定額+(L)1,100円、データ増量オプション550円(初めての加入で6ヵ月間無料)
- おうち割 光セット(A)(ワイモバイル)※SoftBank Airの月額基本料を2026年12月1日以降5,698円に改定する旨、SoftBank 光を同日から+330円改定する旨と加入例
- 料金プラン・サービス(UQ mobile)※現行プランと新規受付を終了した料金プランの一覧、オプションサービスの一覧
- コミコミプランバリュー(UQ mobile)※基本使用料3,828円・35GB・1回10分以内かけ放題・Pontaパス、増量オプションⅡ、契約解除料。掲載の内容は2026年9月4日現在
- トクトクプラン2(UQ mobile)※基本使用料4,048円と割引の内訳、auひかりの加入例。掲載の内容は2026年8月1日現在
- 自宅セット割(UQ mobile)※対象料金プランの一覧と、対象外のプランはトクトクプラン2への変更が必要である旨
- 通話オプション(UQ mobile)※通話放題1,980円・通話放題ライト880円・通話パック60が660円、電話きほんパック(V)440円が無料になる旨
本記事は各社が公表している料金の紹介であり、個別の請求額を保証するものではありません。実際の金額は契約中のプラン、割引の適用状況、オプション、機種代金の残債、事務手数料などによって変わります。表記の金額はすべて税込です(税抜を併記した箇所を除く)。お申し込み前に各社の公式サイトで最新の条件をご確認ください。
最終確認日:2026年9月21日。携帯電話の料金プランと割引は改定されます。ご利用前にワイモバイル・UQ mobileの公式サイトで最新の情報をご確認ください。


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